『なかなか良かった』
まず、これだけの質のゲームがこの値段というのに驚かされました。
もともとプレイステーションの作品の移植ですが、もし同じ値段でプレステとPC盤が売っていたら、絶対PC版がお勧め。
プレステ版はプレステの貧弱なビデオ機能のせいでザラザラしていますが、本作はDirect3Dによって描画されているので画面が非常にきれいです。
640×480の解像度ですが、丁寧に描き込まれているせいか、画質はアメリカやカナダのゲームに比べても及第点です。
コスチュームチェンジはプレステ版共通のスパイ風コスチュームのほか、アーミー・スタイルなど4種選べます。
面白いのが太古スタイルで、フリント・ストーンみたいなカッコでもプレイできます(武器は骨の斧とかに見えるけど、実はちゃんとピストルだったりします)。
ゲーム本体の面白さとは関係ないですが、気分を変えたいときになかなか面白いです。
なお、プレイ途中でいつでもコスチュームのチェンジが出来ます。
謎解きやアクションは洋ゲーに比べるとやや物足りない位の易しさなので、大抵のアクション・ゲーマーならそう苦労もせずクリアできます。
同時期のPC洋ゲーに比べたら技術レベルが決して高いとはいえませんけれど、日本製らしい丁寧な作りこみやストーリーの良さはそれらを補って余りあります。
この値段で買って、まず満足できる優秀なゲームだと思います。